遠藤製作所は、マシニングセンター、NC旋盤を導入し、量産から小ロット多品種製作まで様々な微精細加工を行っている。主に機械駆動の要となるリニアガイド部品の製造や電子顕微鏡の部品など、ミクロン単位の加工に対応している。

各工場の役割分担と連携で理想のものづくりへ

量産か小ロット多品種のいずれかに特化している企業も多いが、同社の強みは工場ごとに役割を分担して、量産から小ロット多品種製作に対応できる事だ。本社工場では、量産に特化し、常に安定した生産、安定した品質のものづくりを徹底している。隣接する第二工場は、多品種・少ロットといった高付加価値のものづくりに、スピード感を持って対応している。また、低コスト実現と市場拡大を目指すためベトナム工場を設立し、3工場が互いに補完し合い、新たな個性を発揮することで、アジアで負けないモノづくりを実現している。従業員の平均年齢も若く、活気のある同社は、技能検定取得を常に推奨し、高い技術レベルを保っている。
対応力を高め、あらゆるニーズを満足させ、質・量とも最高の製品を提供している。