福田結晶技術研究所は、東北大学で得た研究成果と、38年間にわたる産学官連携で得た知識・技術の蓄積をもとに、単結晶作製技術のコンサルティング会社としてスタート。新結晶創出から、先端結晶作製技術による試作、量産技術化まで相談に応じ、国内外のコンサルタントを数多く手掛けてきた。

結晶業界で培った新たな可能性

同社は、ＣＺ（チョクラルスキー）法による10インチφのサファイア単結晶まで育成する技術があり、結晶を大きくすれば基板や半導体作製の高効率化、低コスト化に貢献し、優れた機械的特性、化学的安定性、光学特性、熱伝導性から、エレクトロニクス産業を支える高信頼性部品材料として活用されている。最近では、振動発電用鉄ガリウム基合金単結晶作成に成功し注目されている。

結晶成長技術で世界をリードする

今後も結晶業界で培った世界中の人脈と経験を組み合わせて、結晶の大型化、低コスト化など、企業1社では不可能だったものを革新的な結晶技術により、結晶関連事業に貢献していく。