田中製作所は、金属プレス加工を中心とした事業から、コネクタの一貫生産、高精密加工分野へと、独自の発想力と技術力を高め、複雑・精密な加工や薄型化・軽量化・複雑形状化に応える技術を持ち、時代のニーズに即応している。

難加工材加工の低コスト、高生産性を実現

独自の3軸プレス加工法の開発により、難加工材料（高強度ステンレス、高強度アルミニュウム合金、マグネシュウム合金）の量産化を実現。同加工法は精密鍛造工法と比較して、低コスト、高生産性、高い精度管理（平面加工精度±0.05mm以内）等のメリットもある。

モバイル機器筐体製造の手法を革新

また、同社はプレス多層筐体成形技術を開発し、切削加工でしか加工できなかった複雑性の高い筐体部品をプレス加工に置き換えることで、低コスト・生産性向上・設備投資の抑制を可能としている。高品質の機能性部品を実現し、筐体機能向上が可能。遮熱効果、筐体剛性向上も実現できる。