安心安全な地、旭川でデータセンター事業を開始

北海道旭川市を拠点としているコンピューター・ビジネスは、事業継続、災害対策やデータセンターに対する関心が高まる中、災害が少ないという旭川の地域性を活かし、経済産業省のデータセンターを利用したクラウド化支援事業の対象クラウドサービスに登録されたデータセンターの構築・稼働を始めた。

旭川市は、大地震発生確率や台風・強風による交通障害が極めて少ないことが特長だ。標高は111mで、海岸から離れているため、外気空調利用による塩害や津波・高潮による水害の心配もない。また、交通アクセスも充実しており、東京、名古屋、大阪から飛行機と車を乗り継ぎ、約2時間でアクセスできる。
データセンターには、全ラックに免震装置、48時間稼働の発電機や大型無停電装置が完全独立・並列冗長運転方式で設備されている。セキュリティ対策として監視カメラ、生体認証、カードリーダーを設置している。
冷涼地の特性を活かし、冷暖房コスト及び環境負荷の低減も実現しており、信頼性だけでなく、エネルギー効率も高いデータセンターとして注目を集めている。