石川コンピュータ・センターは、ＨＡＣＣＰに沿った衛生管理を実施する上で重要となる温度・湿度などを統合的に管理するＩｏＴクラウドソリューション『ＨＡＣＣＰ支援システム』を提供している。

温湿度データを簡単に取得

同システムはデータロガー（センサー）を冷蔵庫や倉庫などに設置するだけで、温湿度データを自動収集・一元管理できる。定期的に自動取得するため、作業者の負荷軽減や記入ミス・漏れを抑制可能。収集したデータはクラウド上にあるため、データの改ざんや紛失の心配もない。また、異常時の対応状況も合わせて記録させるため、原因究明や今後の改善に向けてデータを活用することも可能。メール以外に商用ＳＮＳや信号積層灯などへのアラート通知や、他のセンサーやシステムとの連携など、ＩｏＴ全体の活用として個別の相談にも応じる。

コロナの影響によりＨＡＣＣＰ導入の停滞に拍車をかけている中、同システムで食品等事業者における衛生管理の高度化を促進させる。