データミックスのミッションは「データサイエンスで新しい価値を提供し続ける」です。データサイエンス人材を育成する個人向けスクールの運営、職業紹介、法人向けサービスを中心とし今後もデータサイエンスの力によって新たな価値を提供し続けます。

創業者であり代表取締役社長でもある堅田洋資氏は、大手外資系企業でのコンサルタントを経て、とある事業会社で取締役を務めた人物である。当時はビッグデータの潮流がうねりを見せ始めており、堅田氏はその流れがさらに加速していくだろうと考え、データ分析を学ぶために渡米しました。サンフランシスコにある大学でデータ分析を学び、修士コースを修めた。

帰国後は大手監査法人と、ビッグデータ解析や機械学習を軸にサービス展開を行うITベンチャー企業でデータサイエンティストとして業務を行った。その過程で堅田氏は、日本国内でデータサイエンティストがあまりにも不足していることを実感したという。日本の主要企業をはじめとし、会社規模を問わず各社でデジタルトランスフォーメーション（DX）が喫緊の課題になっているにも関わらず、デジタル人材の不足という問題を抱えていたのだ。この課題を解決するため、「自らでデータサイエンティストを育成する」という使命感を抱き、2017年に設立した。

カリキュラムは、受講者の多くを占める経営企画、営業、マーケティング担当者等が卒業して自社へ戻った時に、ビジネスインパクトを与えられる内容を心掛けた。座学の知識以上に、現場の経営課題解決や新規事業の立ち上げ等を可能にする実践的なスキルを少人数制で、きめ細かくトレーニングすることに重きを置いている。

その後、同スクールのオリジナリティとクオリティの高さが評価され、受講者数は次第に増えていき、2017年の設立当初20名に満たなかった入学者数が、2020年時点では計800名にまで増加した。