新明和ソフトテクノロジのＮａｚｃａ Ｎｅｏ Ｌｉｎｋａは、工作機械をはじめ、ＲＦＩＤやバーコードなど各種センシング機器から取得した製造にかかわる様々なデータを複合的に管理できる製造業向けＩｏＴシステム。工作機械との接続を得意とし、機械を運転するためのＮＣプログラムの入出力・管理まで行うことができる。収集した稼働データを使って生産工程の「ムリ・ムダ・ムラ」を洗い出すことで製造現場の課題解決・工場の生産性向上に貢献する。

Ｎａｚｃａ Ｎｅｏ Ｌｉｎｋａは、多彩な接続方法に対応し、メーカーや年式問わず工場にある様々な設備の稼働状態をＰＣやスマホで一括で把握できる。取得したデータを蓄積し、任意の期間における稼働率・累積稼働時間・アラーム回数などの集計ができ、業務改善にも役立てられる。

ＮＣプログラム送受信用ソフト「ナスカ・プロ マルチ通信」は、パソコン１台で最大32台の工作機械と同時通信可能。Ｎａｚｃａ Ｎｅｏ Ｌｉｎｋａと連動することで、ＮＣプログラムの送受信や編集ができる。また、サイボウズ社のクラウドサービス、キントーン経由で設備の稼働状況を社外から確認できるため、迅速な意思決定と納期回答を可能にする。