空調や給排水などの設備工事及び農業施設工事を手掛けている徳寿工業が、真夏でも安定した植物栽培を実現する「クールサットハウス」を開発。

真夏でも「儲かる」農業を！

クールサットハウスは独自に開発した安価な冷房温室で水の気化熱を利用し、ハウス外側で蒸発しやすい霧（細霧）を噴霧して生成された大量の高湿冷却空気をハウス内に引き込み、ハウス内の気温を猛暑日でも35℃以下に。生育障害の主な要因になっている高温乾燥状態を解消し、エアコンを使わないためランニングコストも抑えられる。

ハウス内を理想的な環境にするため必要な三大要である「温度」「湿度（飽差）」「日射量」をコントロールして生育環境の改善を実現し周年栽培が可能となり、パート・アルバイトの安定雇用、夏場の劣悪な作業環境の改善や、品薄の時期の高値出荷などにも期待が高まる。

本業である設備工事のノウハウをもとに、「通年で安定して高品質の栽培・出荷が可能」という次世代型スマート農業を提案している。