ＭＣデジタル・リアルティは、高い堅牢性とセキュリティ、安定した電力・空調をもつデータセンターを運営しており、三菱商事の「不動産・インフラやＩＴ知見」とデジタル・リアルティの「グローバルな顧客網・大規模データセンターの開発・運用知見」を活かし、首都圏と関西圏で大規模データセンターやコロケーション・インターコネクションサービスを展開。

同社はクラウド事業者向け大規模データセンターを中心にサービス提供していたが、近年、企業のＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）進展を背景に、企業向け中小規模データセンター（コロケーション）サービスを提供し始めている。ＤＸが先行する欧米ではクラウド一辺倒から企業が主要な自社データを自ら保有・管理する動きへ進んでおり、主要なデータを自社で管理する為にコロケーションを利用しつつ、クラウドも利用し、データを活用するハイブリッドクラウドが再び注目されている。同社は、企業によるデータセンターの利用形態の変化に合わせ、事業を展開する。

ＭＣデジタル・リアルティが提供するサービス

１ラック単位から利用できるコロケーションサービスに加え、各種クラウドサービスとの接続も容易にでき、それにより企業はハイブリッドクラウドを利用可能となる。また、ＡＩ活用時に必要とされるスーパーコンピューターやハイパフォーマンスコンピューティングに求められる高密度ラックに対応しており、スパコンやＨＰＣ事業者にとっても最適な環境を提供する。