ファインテクノは、バリ取りシステム及びツーリングの販売・設計・製作を軸に、バリ取り加工に特化した事業を展開。自社で開発した製品が大手自動車メーカーなどで採用されている。バリ取り作業は製品の質を左右する非常に重要なポジションでありながら、地味でキツイ、キタナイ、キケンの過酷な労働環境が現実。人手不足も大きな問題となっている。そこで、同社はエア圧を使用した独自の構造を持つ「エアフロート式バリ取りアタッチメント」を開発。これをロボットに取り付けて使用することで、専用の工具を均一な力で部品にならわせることができるため、バリを正確に取り除くことができる。エア圧を調整することでフロート力を自在に変えることも可能。バリ取りの自動化は人材不足の解消にも繋がっていく。