近距離無線通信デバイスの販売や無線機器の受託開発を行うWDSは、ラズベリー・パイでセルラー系LPWA（KDDI社のLTE-M通信）が利用可能となるパッケージ「IoT-Pi for LTE-M」を7月より販売開始する。

IoTの実験・開発を安価に支援

IoT-Pi for LTE-Mは、ラズベリー・パイをLPWAへ1年間無償で接続を可能とし、市販のGROVE I/Fを具備したセンサー等と組み合わせるインターフェースを標準で搭載し、更にNode-REDとGoogleスプレッドシートに対応しているため、誰でも簡単にIoTの実証実験が開始できる。また、ラズベリー・パイの電源起動を完結動作させる機能も備えており、モバイルバッテリーを利用し、更にはLTE-Mの特長であるPSMやeDRXを利用して低消費で駆動する端末をラズベリー・パイで実現することが可能。