トム通信工業は、車載型ＩＰ無線機の新製品スマートウェーブ「ＳＶ–２０００」を、国内法人向けに６月１日から発売した。従来モデルＳＶ–１０００の設計思想を継承しつつ、現場の様々な使用環境のなかで、円滑な業務遂行をサポートすべく、性能・機能を向上。

業務用車両で求められる通信性能＆信頼性を実現

ＳＶ–２０００は、信頼のＮＴＴドコモの３Ｇ／ＬＴＥ通信ネットワークを利用。広域なエリアで不感地帯を大幅に削減し、インターネットに依存しない専用の通信網で高いセキュリティを実現。ＧＰＳによる15秒毎のリアルタイム位置情報の精度向上と、トンネルなどでＧＰＳ信号が途絶えても、センサー情報をもとに概算の位置を推定するデッドレコニング機能を新規搭載した。より正確に車両の位置が把握できることで、業務の効率化や迅速化が可能となる。また、緊急速報受信機能を搭載しており、災害発生時に迅速な危険回避の対応が可能となることで、車両とドライバーの安全確保に貢献する。

増車、車両変更、車番変更などのデータは、クラウド（サーバ）から無線機に自動的にダウンロードされるので夜間・早朝に時間を拘束されることはない。