燈（あかり）（東京都文京区）は、これまで多数の建設会社と協業によるＤＸ推進プロジェクトを実施するなど、最先端技術を用いた建設ＤＸに挑んできた。最近では、建設業界に通底する課題である煩雑な請求書の処理業務を効率化するため、建設業向けに特化した請求書処理業務ＤＸサービス「デジタルビルダー」を開発。多数の建設会社に契約されている。

建設業界の課題を克服する！

建設業界の請求書処理業務は、他業界のものと比べて非常に特殊性が強く、建設業界に特化したサービスでなければ業務フィットが難しい。また、インボイス制度や電子帳簿保存法の改正などの背景もあり請求書電子化の必要性が高まっている。デジタルビルダーは、協力会社からの請求書の受領・承認・保管・入力までが本サービス上で完結し、請求書の移動や整理・入力作業などがなくなり、建設会社の請求書処理業務の効率化を実現する。

工事と請求書が紐付き、工事ごとの請求書の取り扱いが容易になり、各社ごとに異なる建設業界特有の請求書項目への対応、さらには出来高調書などの添付資料をまとめて取り扱うことが可能。請求書情報発行企業の業務は今まで通り作成した請求書をＰＤＦにして送信するだけ。ワンクリックで企業間・担当者間での請求書の受け渡しができ、請求書の郵送や整理にかかる手間や時間がなくなる。また、柔軟なカスタマイズで原価管理・会計システムと連携可能なため、請求書情報の入力作業の時間も省ける。