日本事務器は、漁業者視点で勘と経験に培われた知恵を記録し、長期的に漁業活動を把握できるアプリ「ＭａｒｉｎｅＭａｎａｇｅｒ+ｒｅＣ．（マリンマネージャープラスレック）」を提供している。漁業者独自の視点で見た情報や環境観測データとともに活用することにより、漁業協同組合と漁業者の円滑な情報共有や、効率的な漁業活動をサポートすることができる。

日々漁業を行うなかでの、わずかな海の変化や気づき、ふとしたひらめき、ちょっとしたメモなども、画像・数字・コメントなどとともに残すことができ、記録された情報はデジタル技術によって蓄積されていく。そのため、振り返りたい時にすばやく確認することができ、今日の漁業に役立てることができる。記録項目は、多様な漁業活動に対して、自分が一番使いやすいようにカスタマイズすることが可能。また、複数の漁場・ブイの情報・海流など、すべてを１つの地図で管理できる。そのため、漁に出る際の判断や船の行き先の決定、漁獲をする判断に利用すれば、漁業者の操業の効率化やコスト削減が実現する。

「ＭａｒｉｎｅＭａｎａｇｅｒ+ｒｅＣ．」を漁具の１つに、日々の漁業活動をデジタル化し、「新しい漁業」へと導いてくれる。