カーボンニュートラル社会実現の鍵となる水素時代到来に備え、カール・デュングスはＤＶＧＷ（ドイツガス水道協会）の研究機関と協力し、同社の工業炉向けガス電磁弁の水素適用性について検討を行った結果、同社の工業炉向けガス電磁弁は、都市ガスと性質の異なる水素にも提供できることが分かった。

水素は都市ガス主成分のメタンより分子が小さく、透過・漏れをよりシビアに遮断する性能が求められるが、同社の電磁弁は要求される遮断性や耐久性などを発揮することが性能評価試験で確認された。他の製品ポートフォリオに対しても同様に検討を行い、その結果に基づいたManufacturer's declarationを公開している。

１００％水素でも使用可能な燃焼制御装置

また、同社のガス燃焼安全機器は、安全規格ＪＩＳ Ｂ８４１５（２０２０）だけでなく、引用国際規格にも適合しているが、１００％水素でも使用可能なガス燃焼安全機器を品揃えにもつことで、水素燃焼炉や、水素ボイラの開発に対して機器やソリューションを提供する。

同社は、燃焼速度が大きく、爆発性の高い水素を利用時に必要なフレームアレスターについても、ドイツＦｌａｍｍｅｒ社の協力を得て、国内の様々なテスト炉や製品ニーズに対して提供を開始した。

自動遮断弁(ISO23551-1)、空気比制御 (ISO23551-3) 等
自動遮断弁、圧力スイッチ、圧力ガバナ、均圧弁、VPS、バーナコントローラー、UVセンサー、フレームアレスターなど
豊富な製品群を取り揃えています