名張ホールディングスは、ものづくり現場の生産設備の故障予兆を検知するＩｏＴセンサープラットフォーム「ＰａｒａＲｅｃｏｌｅｃｔａｒ」を販売している。

「とる」「みる」「ためる」の オールインパッケージ

ＰａｒａＲｅｃｏｌｅｃｔａｒは、既存の生産設備の任意の箇所に取り付けるだけで設備の状況を監視、データ化して設備状況の「見える化」を実現。振動、温度、電流、気圧、湿度などのセンサを用途に応じて自由に選択でき、必要なデータをまとめて収集。収集したデータは、本体に内蔵されたアプリにより多彩なグラフから機器の状態を監視し、異常を見える化してくれる。設備を改修して導入するＩｏＴと比べ、低コストと工事を必要としない簡単な作業で、すぐに導入、すぐに活用できる。また、導入した後でも、設置する場所やセンサを変更することが可能。有効な場所やセンサを必要に応じて試しながら、増やしていくことで無駄なく設備の課題解決に役立てることができる。

長年稼働している生産設備でも安価で簡単に故障予兆の検知ができ、生産設備の適切なメンテナンスにより、大きな故障に至る前に対処でき、生産への影響を最小限に留めることが可能となる。