次世代無人販売機「スマリテ」は、専用アプリから自販機のＱＲコードを読み取るとドアのロックが解除され、「物体自動識別技術」という特殊なアルゴリズム解析により、取り出した商品をＡＩカメラとＲＦＩＤで自動的に識別し、扉を閉めると自動でキャッシュレス決済。無人環境下でも代金の未回収リスク回避を見込める。

スマリテは、商品形状を問わず販売することが可能。割れ物やスイーツ等、デリケートな商品も取り扱いでき、冷蔵・冷凍品や、重さセンサによる量り売り等、「無人」でありながら「多彩な買い物ができる」。またユーザー目線だけでなく、事業者目線でシステムが作り込まれており、購入者のデータ集積や、消費動向の分析ができ、事業者はデータを元に今後の商品展開や事業展開に活かすことが可能となる。

コンビニ・売店より圧倒的に低コスト・低リスク

最近では、病院内にスマリテを複数台設置した事例がある。実店舗の営業時間外でも、スマリテであれば無人で夜間の医療従事者等の飲食ニーズに応えられるという背景から設置された。今後は病院に限らず、工場、オフィス、ホテルなどの24時間、人の出入りがある場所に設置して利便性向上を図る。