フォースウェーブ・パートナーズは、ロボット技術・自動化技術・ソフトウェア技術を集約し、「ワン・ストップ」で自動化・効率化・省力化を実現する企業。

同社では、西日本屈指のロボットシステムエンジニアを筆頭に今まで人手に頼らざるを得なかった多品種少量生産の製造現場や特定の作業の自動化システムや専用機システムの開発による工程改善だけでなく、ハードウェア・ソフトウェア・センシングでトータルソリューションを提供。単なる技術提供に留まらず、社員１名当たりの付加価値を飛躍的に向上させ、新たな付加価値創造と生産性向上によるコストダウンの両輪の実現が、企業の継続的な成長を実現させる。

研磨工程の自動化で、ボトルネックの解消・スループットの増大に寄与

　機械化出来ない研磨工程は全体の業務工程の中で最も処理速度が遅くなるが、製品の高品位化に伴い仕事量は増加傾向。しかし、高い研磨技能の職人は育ちにくく、作業者によって仕上げがバラツク。３次元形状自動研磨システム「ＲＥＸ03–α」は、力覚センサーで実際のトルクを測定し、それをロボットにダイレクトフィードバックする高精度倣い研磨システム。数値制御や電流ロードでは実現できない均一な研磨面を自動化で実現。

５軸研磨パスは、加工面に対して常に「面直」で加工できるパスを自動生成。３軸研磨パスは、立型マシニングセンターと同じ研磨パスで研磨ができる。研磨作業の80％を占める「粗加工」を機械化することで、職人１人当たりの生産性は５倍。夜間無人運転を含めて粗加工を機械化することで、職人は仕上げ加工のみに労働でき、生産量の追加にも柔軟に対応できる。