西川ゴム工業株式会社

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クルマの未来を変える確かなモノづくり力で実現するシーリングソリューション
西川ゴム工業は、広島の地で発泡技術を活かしたスポンジゴムの製造会社としてスタートし、戦後のモータリゼーションの流れの中で、自動車用ドアシール材の製造をベースに事業を展開。どのメーカーにも属さない独立系部品メーカーとして、多種多様な自動車に向き合い、シール(密封)技術とフォーム(発泡)技術を追求することで国内の自動車メーカーに採用され高いシェアを誇るまでに成長し、日本国内15拠点、8ヵ国に渡る海外拠点で、グローバル展開を加速させている。
電動化や環境に貢献する技術ブランド「ESquare®(イースクエア)」は、発泡技術の工夫でゴム材料の使用量を2割以上減らして軽量化かつ静音、低振動などの機能を実現する次世代シール部品の要素技術。2028年からの本格導入を予定している。
イースクエアは、素材4種類からなる「GreenRubber®」、コーティング3種類による「GreenCoat®」で構成。素材はゴムの配合を工夫するとともに、気泡を微細化して低比重かつ高剛性を実現。自社量産品に使う発泡ゴム「スポンジゴム」に比べて約3割軽量化した。過酷な環境で使われるシール部品の表面には、各種コーティングを施すことで耐摩耗性やすべり性などを付加する。
サイドドアやフード、バックドア周りのシール部品全てを現行量産品から置き換えれば、1台当たり約1キログラムの軽量化が可能と試算する。電池の搭載で重量が増える電動車では、部品の軽量化は省電費につながる。車体上部で使われることが多いシール部品の軽量化は、重心が低くなる電動車の操縦安定性向上にも寄与する。
素材の使用量を減らすことは、OEMからの要請が強まる環境配慮型のモノづくりにも大きく貢献する。現在は工場で排出する廃棄物の9割超をサーマルリサイクル(熱回収)しているが、工程端材の再利用技術を進めるなどで製造から使用、廃棄、再生までの環境負荷であるライフサイクルアセスメント(LCA)を意識して最適解を選択していく。
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基本情報
企業名 | 西川ゴム工業株式会社 |
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設立 | 1934年12月1日 |
代表者名 | 小川 秀樹 |
資本金 | 払込資本金 3,364,480,660円 |
従業員数 | 2025年3月末現在 1,370名 |
連絡先 | 〒733-8510 広島県広島市西区三篠町二丁目2番8号 電話番号:082-237-9371 FAX:082-237-9361 |
ウェブサイト | https://www.nishikawa-rbr.co.jp/ |
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2025.07.14更新
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