セックは、ロボットやIoTの基盤技術であるリアルタイム技術専門会社である。社会公共・先端分野のソフトウェア開発を手がけ、小惑星探査機「はやぶさ」をはじめとする衛星搭載ソフトウェア開発の実績を持つ。2003年からロボットソフトウェアの開発を開始し、ロボットの標準化技術である「RTミドルウェア（RTM）」に注力するとともに、機能安全対応RTミドルウェア「RTMSafety」の開発及び実用に取り組んでいる。

また、同社の屋内自律移動ロボットソフトウェア「Rtino」は、工場や倉庫などで稼動する移動台車に地図自動作成機能と自律移動機能を搭載し、フロアのレイアウト変更など環境変化にも対応可能な自律移動ロボットを実現する。複数のRtino搭載ロボットをパソコンやタブレットなどで一元管理でき、ロボット毎の移動経路設定、エリア毎の進入不可・減速設定など、管理コストを削減しながら柔軟かつ効率的な運用を可能とする。