iPXは、メーカー系列などに属さない独立系企業として、製造業を中心とした多岐にわたる分野のお客様と共に進化・深化・新化し続け、ツールのブランドにはこだわらずにサービスを提供している。最近では電磁界解析や交通流量解析の分野にも力を入れている。

自動車分野においても事業領域は多岐にわたるが、中でもディープラーニングを用いた事業領域には注目だ。例えば、クルマの走行中に危険な状態につながる歩行者や障害物を検出することが自動運転を実現するために求められる重要な機能の一つだが、同社は各種センサーとディープラーニングを利用してリアルタイムに人や車を認識し、検出するシステムを開発するなどして自動運転分野に貢献している。またディープラーニングに関して、基礎知識の説明から活用法まで、自社の経験と実績を活かし、クライアントのニーズに合わせた活用の提案ができる点も強みだ。

2018年1月に行われるオートモーティブ ワールドでは、ディープラーニングを用いた強化学習による自動走行アルゴリズム開発のデモ展示を行う。展示を見れば、次世代の自動車開発分野において欠かせない存在であると認識するだろう。