日動化学工業株式会社
最終更新日:2017.10.22
シリコーン分子分解除去剤「シリコンカット」
日動化学工業の「シリコンカット」は、様々な製品の製造工程や加工処理において、製品や金型へ付着・残留したシリコーンを効率よく除去することができるシリコーン分子分解除去剤です。
特性上、容易に除去することができないシリコーンの分子に直接働きかけることによって、これまでは強力な溶剤や高温下での作業が必要だった除去作業を、安全かつ確実に行なうことができます。
シリコンカットの特徴と強み
「シリコンカット」は、もともと繊維業の現場における柔軟剤や消泡剤のシリコーン除去を目的として開発されました。しかし、ぬれ性が良く少量でもすみずみまで均一に塗布できるシリコンカットは、IC金型などの複雑な成形物に残留したシリコーン除去に効果を発揮します。
金属はもちろん、ゴム、プラスチックなど様々な製品のシリコーン除去に使用でき、除去時にカスを生成する事が少ないため、成形品の仕上がりも良好。 拭き取りでの使用に加え、溶剤でもなかなか除去する事が出来ない樹脂化してしまったシリコーンは、シリコンカットの浸漬により簡単に溶かす事が可能。用途に応じて選択する事ができます。また、作業現場のシリコーン汚染による二次災害防止にも効果を発揮します。
固形化(樹脂化)したシリコーンにも効果を発揮!
小さくカットしたシリコーンゴムを、ボトルに入れたシリコンカットの中に漬け込む実験を行いました。入れた瞬間から溶解が始まり、少しずつ溶け出したシリコーンゴムが容器の中に滲んでいきます。
素材の特性や大きさにもよりますが、一定時間放置しておくとシリコーンゴムは完全に溶解し、跡形もなくなります。溶剤では絶対に落とすことができなかった固形化したシリコーンも、含浸させておくだけで簡単に除去することが可能になります。
実際にシリコンカットを使用している製造現場においては、作業時間を短縮するために含浸させたシリコーンに対して超音波振動をかけ、効果を促進させているケースもあります。
こんな事でお困りではありませんか?
プラスチック・樹脂成型ライン
・離型剤として使用したシリコーンが製品に付着し、後加工の塗装時に塗料が乗らなくなってしまう。
・金型に残留したシリコーンが徐々に堆積して樹脂化し、成形時に形状の不具合が出るようになってしまった。
フィルム製造・加工ライン
・製造時に付着したシリコーンのせいで接着効果が薄れ、後工程に悪影響が出てしまう。
食品製造・加工ライン
・パンを製造する際、焼き型との型離れを良くするためにシリコーンが含まれた離型剤を使用しているが、焼き型の中で劣化し樹脂化したシリコーンが焼きムラの原因となってしまう。
半導体・電気部品製造ライン
・基板や電子部品の封止材としてシリコーンコーティングをする際、一度失敗すると簡単に除去できないため、製品自体には問題がなくても不良品となり出荷できなくなってしまう。
製品情報一覧
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2017.10.22更新
基本情報
企業名 | 日動化学工業株式会社 |
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設立 | 平成元年1月10日 |
代表者名 | 髙柳 恒五郎 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 10名 |
連絡先 | 〒720-2123 広島県福山市神辺町川北960-3 電話番号:084-963-1187 FAX:084-962-3665 |
ニュース
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2020.10.22更新
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