システムズエンジニアリングでは、米ラブスフェア社の「パーマフレクト」反射コーティングの取り扱いが増えている。トレーサブルな標準反射板としての地位を確立している「スペクトラロン」の機能を屋外でも使用することをコンセプトに開発された、高い反射率、拡散性、耐久性と備えた反射コーティングサービスだ。

安価で大型・軽量かつ耐久性に優れた反射コーティング

ランバーシアン特性に近い光拡散材をコーティングする「パーマフレクト」の表面は、どの角度から見てもほぼ一定である。アルミハニカム基板を標準採用し軽量化を実現し標準4タイプを用意、さらにユーザー指定の任意の大きさ、形状の物体に塗布できる技術を持っている。屋外、水中、塵埃、高湿度、などの過酷な環境下にも使用可能でオンサイトキャリブレーションに最適。LiDARなどの車載センサーやTOFカメラなどの校正、ドローンなどの広域測定用や地表物質計測の反射標準として活用。また、マネキンなどにコーティングし照射ターゲットとして観測する事で、人体センサの校正も可能。

反射率は５、10、18、50、80、94（％）の6種類、サイズは50×50、100×100、150×150、120×240（cm）を標準品として用意し、反射率やサイズは要望に応じてカスタマイズにも対応。他にもユーザーの要望するオリジナルの反射材の作製も請け負う。