環境に優しく、高度な技術・サービスを提供

AGPは、航空機への動力供給や整備・施設管理などを行っている。AGP設備による航空機への動力供給方式(GPU：Ground Power Unit)は、CO2排出量を削減し、騒音も抑制できるため、エコ・エアポートの進展と空港環境の改善に大きく寄与している。また、空港関係者の高い信頼を得ている技術力に裏打ちされた整備・施設管理では、高い品質の実現とともに省エネにも貢献している。

同社は創業５０周年を機に「空を想い、技術を極め、環境社会を創る」というスローガンとともに「長期ビジョン2025」「2015〜2019年度中期経営計画」においても、環境への取り組みを強めることを表明。最近では、無農薬・鮮度長持ちのレタスを生産・販売するなど新規事業の育成にも力を入れ、小売電気事業の全面自由化を機に、沖縄を除く全国で小売電気事業にも参入。空港内外の顧客に喜ばれる電気供給メニューの開発と拡大にも取り組んでおり、今後ますます同社の動きに注目していきたい。