南条装備工業は、長年かけて編み出したNPM成形や、加飾フィルム成形、表皮同時貼合、セラシボ技術等を駆使し、ドアトリム・シートトリムをはじめとする自動車内装部品の開発・製造を手掛けている。社会に価値ある革新的な「技術」「製品」「サービス」を生み出すことに挑戦し続け、更なる高みを求めて極めるというモノづくりへの想いと世の中に無いものを生み出し、イノベーションを起こし続けるという思いを込めて、コーポレートメッセージ〝さぁ、もっと乗りたい空間へ。〟を新たに掲げた。

同社は広島ローカルサプライヤーでありながら、自動車内装空間の開発プロセスのより上流である〝デザインプロセス〟から参画することにより、こだわった製品デザインを顧客に提案。製品デザインの工夫、社内外の知恵や技術を広く集め、デザインドリブンイノベーションを推進している。
また自動車の海外生産増加につき、メキシコ工場の移転、拡大が今年完了する。これは同社でしか作れない製品（デザイン、独自技術、独自工法）を開発、受注したことによるもので、需要への即応体制を築き、グローバル時代に通用する高い品質と生産性を誇っている。