ワイヤレス通信ソフトウェアを開発するスカイリー・ネットワークスは、複数のLPWA通信規格を目的に応じて選択、交換、組み合わせて利用できるLPWAネットワーク向けのベースステーション「SK Station」の第一弾として「SK Stationfor 4LR」を発売した。LoRa無線ユニット4個搭載による高いスケーラビリティと大容量の子機収容能力を持つ。

LPWA向けの無線プロトコル・スタック「SkWAN」が標準搭載されており、すべての子機がTDMA方式で動作するため、多数の子機を収容しても通信衝突や隠れ端末が発生せず、安定した通信を確保できる。
認証・管理サーバといった、本ステーション機器以外の設備が不要のため、LPWANの自営通信網の構築を安価で簡単に実現可能。
また「SkWAN」はオープンソースで開発が進められており、誰でも無償で改変や商用利用が可能となっている。