広帯域に対応し、電磁波ノイズに起因する誤作動を防止

広帯域に対応し、電磁波ノイズに起因する誤作動を防止
自動車用や工業用のゴム・プラスチック部品の製造販売を手掛けているタケチは、電磁波吸収複合体「マイクロソーバー®」を提供している。 シートのシールを剥がして貼るだけで、情報、通信機器などから発生するGHz帯の輻射ノイズなどの妨害電波を吸収し、クリーンな回路を維持するEMC対策部品である。

10MHz〜10GHz対応の「抑制型電波吸収体」、2.5GHz～24GHz対応の「共振型電波吸収体」、 ～13.56MHz対応の「HF帯RFIDタグ用磁性シート」など、豊富なバリエーションを取り揃えている。

また、同社は協力会社と共同で自動走行システム向けミリ波レーダー用電波吸収シートを開発した。大豆の皮を原料に使用し、薄型化・軽量化と広帯域化（76～110GHz）を実現。これにより、安全運転支援・自動走行システムの開発促進や車体の軽量化、設計の自由度の向上が期待されている。