富士インパルスは、インパルスシーラー、プリンター、塩ビ溶接機のメーカー設計・開発・製造を手掛けている。特にインパルスシーラーの開発に力を入れており、ベトナムや中国に製造拠点を設立するなど、世界進出を視野に積極的な事業拡大に取り組んでいる。
また同社は、粉体、溶剤を扱う工場向けに全く電気を使用しないスチームシーラー®「EPV」シリーズも提供している。同製品は、飽和水蒸気と圧縮エアだけで機械駆動とシール（封をする）を行うことができるので、シーラーから電気的発火源がなくなり、異常加熱（過熱）の発生を防止できるため、第１類および第２類危険箇所で包装作業を行える。

包装作業を行う非危険場所を別途設置したり、仮包装や仮置き場への移送作業の手間とコストを削減し、作業効率を向上させる。また、危険箇所でのシーラー使用に当たっての諸手続きも大きく簡素化できる。シール専用機「EPV–610」と脱気機能付き「EPV–610 NTW」が基準モデルであり、特注対応も可能。