村谷機械製作所は、創業から70年培ってきたメカニクス、油圧、制御、レーザといった要素技術を活かし、「精密」「省力」「無人化」をコンセプトとするフルカスタムの製造装置／ラインを開発・製作している。工場の実情や生産品目、製造スピードや加工精度といった製造装置に求められる様々なニーズを反映し、電子部品、半導体、液晶、情報家電、医療機器など幅広い業界で実績を積んでいる。“次世代レーザ技術”と呼ばれているDDLに「ビーム形状可変機構」を組み合わせ、超微細工具製造や微細医療機器製造などへの応用を進めている。従来に比べ柔軟な加工が可能であり、精度の向上や工程数の削減、不良品の低減、溶接コストの削減を実現している。同社の長年に亘る技術の蓄積により、汎用機・量産機では解決できない生産ニーズに一品一様の装置の開発を行い、生産の効率化・高品質化などに寄与し、様々なニーズに対応できる企業だ。