野上技研は、培ってきた超精密研削技術を活かし、精密刃物、超精密金型、精密プレス部品などの製品を手掛けてきた。この経験を基に、打抜き／切断加工技術研究センター（打抜き切断ラボ）を開設。厚さ10μｍ以下の金属箔や、フィルム、多層材など、加工が困難な材料を精密に打抜き／切断する技術を日々追及している。同ラボは、約50種のテスト金型を保有。条件の違うテスト型で比較・検証することで、素材の材質・厚み・加工形状・求める加工精度などにより異なる最適な加工条件、加工工法を提案する加工性試験サービスを開発。また、加工したサンプルの徹底した比較検証がその場で行える設備と体制を整えている。全固体電池をはじめ、製品開発時における材料の評価・選定から、量産のための打抜き／切断工法の決定、装置構想のアドバイスなど、加工スペシャリストが行う技術支援サービスを提供している。