中部電力グループに属する中電シーティーアイは、全国の電力会社系IT企業の中で、幅広い分野の物理現象を対象とする解析（コンピュータシミュレーション）技術を有するユニークなIT企業。特に、振動分析技術を応用した設備、機器、建物などの強度や耐震性の評価には、長年の実績がある。その中で、振動による騒音や共振破壊に対する改善コンサルティングも実施している。

現在IoTと振動分析を融合させた技術を開発し、設備・機器の劣化診断への適用を進めている。すでに導入実績もあり、実運用に向けた実証実験が複数企業との共同で進行中だ。振動センサーは、主に接触型無線式加速度センサーを使用し、低周波成分から高周波成分までの分析が可能。次のような設備や機器の強度評価・劣化診断についてお困りの企業に、同社の振動分析技術の採用をお勧めする。

適用例

プラント機器（ポンプ、ベアリング、モーター、コンプレッサーなど）、製造装置、組立装置、搬送装置