新東工業株式会社は、生産現場の設備やマルチセンサの情報を一元管理して現場に活用できる「C-BOX™」を開発し、5月より発売を開始します。

■開発の背景
近年、製造現場の自動化が進み、IoT化の動きが加速しています。 その一方では現場には古い機械や人手作業なども多く存在しており、これらをいかに簡単に可視化して生産性改善やリスク低減に活かすかが重要になっており、現場で設置が簡単な無線センサの活用が期待されています。当社が新たに開発した「C-BOX™」は、マルチベンダの無線センサリストからお客様の好きなものを選択頂くだけで、センサデータ、モニタ画面、現場コントローラへのつなぎをセットアップ済みでご提供するセミカスタムメイド製品です。これにより、これまで以上に現場での生産性改善に注力することができます。さらには、生産現場の付帯設備もつなげて一括制御も可能とします。

■C-BOXの特徴
①センサデータがまとめて見える
・現場でのデータ活用が困難だったマルチベンダの無線センサをプログラムレスでまとめ、データのモニタとコントローラの両方に活用可能。
・センサは、積層表示灯情報をはじめとして、あけしめセンサ、電流センサ、CO₂センサなど17種類。今後も順次拡大予定。
・センサデータが閾値を超えた場合の警告などのお知らせ機能も内蔵。

②設備をまとめて制御できる
・設備をネットワークでひとつにまとめて設備の状態をモニタ、一括制御が可能。
・設備は当社グループの電動シリンダやコンベアなどが接続可能。今後、順次拡大予定。
・設備の交換時期、動作回数などのお知らせ機能も内蔵。

■製品構成
・商品はC-BOX本体、C-BOXモニタ、データ割付け表
・センサ、付帯設備の接続はセットアップ済み
・センサは市販品を活用。購入は当社経由、お客様購入を選択可
・付帯設備は当社から購入