日本水機調査は、管路内に調査用特殊カメラを挿入し、断水することなく管内の経年変化・劣化状況、堆積物の有無、塗装の剥離、錆瘤、付着物、浮遊物などの調査を行い、濁水発生の把握、更新・更生、特殊工法による洗管など対策の方向性を提案、管路維持管理の適正化に貢献する専門企業である。

調査は、通水状況下で管路に設置された既存の地下式消火栓下や空気弁下のボール式補修弁から内視鏡カメラを挿入し、内部状況を目視で確認するとともに静止画や動画を撮影。挿入地点から上下流側それぞれ最大90ｍの調査が可能であり、石綿管を除く全管種に対応している。これまでに積み重ねた調査実績は、全国津々浦々５千数百箇所に上り、リピーターが多いのが特長となっている。

同社では、管内カメラ調査と並ぶ事業の柱として、管路内特殊洗管工法（SCOPE工法）を展開している。両事業とも、斯界のパイオニアと位置付けられる技術であり、安全でおいしい水の供給に向け大きな役割を果たしている。