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日本スピードショア株式会社

小規模な溝工事での労働災害を防止する「スピードガード」のイメージ画像

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小規模な溝工事での労働災害を防止する「スピードガード」

溝掘削工事では土砂崩壊による労災事故が多発していたが「土止め先行工法」などの普及により、掘削深さ1・5m以上での死傷災害は大幅に減少した。しかし、1・5m未満では依然多く発生している。そこで日本スピードショアと(独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所は、小規模な溝工事での労働災害防止に焦点を当てた「スピードガード」を開発した。

土止めではなく「土砂遮断」という新技術

スピードガードは、「土止め」ではなく「土砂遮断」という新たな発想から生まれた技術で、崩壊した際に作業者の生存空間を確保するものである。構成は「Xフレーム」と「受圧シート」とシンプルなので、軽量コンパクト、折りたためて運搬が容易。Xフレームは二組のアルミ合金による矩形骨組を互いの中心から下方にやや偏心した位置で回転可能に結合させることで、溝内に吊り下ろしたフレームは重力によって半自動的に開口する組立不要な機構を備える。Xフレームの側面に設置した高強度な受圧シートに崩土が衝突すると、その反作用でフレームは外側に開こうとするため、切梁が無くても生存空間を確保する構造となっている。また、土止め支保工のように掘削した溝壁のすべてを補強するのではなく、作業者周辺のみを保護しつつ移動可能なものとすることで効率的な安全対策を実現する。

■ 深さ1.5m未満の掘削溝作業に適合
土止め設置義務がない深さ1.5m未満の掘削溝で、作業者の被災防止を目的としています。
■ スピーディーな安全対策
小規模な掘削構内での土壁の崩壊に際し、効率的かつ経済的に作業者の生存空間を確保します。
■ 軽量、小型な設計
簡単に折り畳むことができ分解も可能なため、小スペースでの収納や運搬が容易な製品。

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基本情報

企業名 日本スピードショア株式会社
設立 1979年3月
代表者名 奥野 一正
資本金 50,000,000円
従業員数 257名 (2021年1月1日現在)
連絡先 〒575-0013
大阪府四條畷市田原台8丁目2-5
電話番号:0743-78-9000
FAX:0743-78-8738
ウェブサイト https://speedshore.co.jp/

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