建築業界のＤＸ化を推進する建材選定・管理クラウドサービス「ｔｒｕｓｓ（トラス）」は、独自に構築した建材データベースを活用してプロジェクトで使用する材料を関係者全員で選定・管理するクラウド業務システム。

紙カタログを使って探されることの多い建材をデータベースからメーカー横断で比較検討しながら製品を検索し、仕上表・材料表と呼ばれる図面の形式で製品と使用場所を記録する。手入力をせずとも、ｔｒｕｓｓ内に製品情報が登録されているため、入力ミスを減らすことができる。また、常に最新の情報での共有が可能で従来のエクセル管理での変更・再送による最終版の取り違えや図面間の不整合などもなくなり、施主の意思決定も早められるよう、画像で使用材料を確認できる画面も用意している。後工程での材料変更は、施工業者の手配、資材確保や納期のトラブルにもつながる。ｔｒｕｓｓでは建材選択の状況が可視化され、いつ誰がどんな操作を行ったのかを確認でき、フロントローディングの管理が容易である。

ＢＩＭと連携することで、ＢＩＭモデルに建材の情報をワンクリックで漏れなく入力することが簡単にでき、正確な記録やシミュレーションを実現。ＢＩＭモデルとｔｒｕｓｓに入力したデータを建設後のメンテナンスに活かすことが可能になる。

同社は、ＩＴで建築業界にイノベーションを巻き起こそうとチャレンジを続けていく。