精密機械加工及び製缶の金属製品加工を手掛ける不二宮製作所は、新規事業として「伸縮自在の幾何学的構造物」の開発を行っている。

デザイン性に優れており、様々な形状が製作可能

伸縮自在の幾何学的構造物は、面積や体積を組み立てたまま自在に膨張・収縮させることができ、収納時には小さくして保管することも可能。強度と伸縮性をあわせ持ち、軽量で多様な素材に対応できる。

同じ大きさで開き連動して動くため一点だけ固定すれば動かないので安定性も抜群。90度のくの字のパーツをリンクさせることで四角形を保ちながら伸縮が可能。また、モーターなどと組み合わせることで全自動でも伸縮できる。60度は三角形、１０８度では五角形など角度を変えると様々な形状が作れ、優れたデザイン性で小さな加工物から大型構造物まで多種多様な注文に対応。災害避難用の仮設建築物、キャンプ用品、ペット用品、知育組立玩具、家電、住宅など、幅広いプロダクトへの活用が見込まれている。