環境、防災、ＩＴの３本柱に先進のＩＴ技術を駆使し、未来へ繋ぐ建築物創造のサポートを専門に行っているイズミシステム設計は、２０２２年４月に新サービス「Ｂ–ＬＯＯＰ（ビーループ）」をリリースする。

設備設計クラウドプラットフォームでＤＸ戦略

Ｂ–ＬＯＯＰは、意匠ＢＩＭモデルと空調設備・省エネ計算を双方向連携するサービス。同サービスでは、専用の連携ツールを用いてＲｅｖｉｔから取り込んだ建物モデル情報を、ＷｅｂＣＡＤ「ＣＡＤＥＣＴ（キャデクト）」に取込み、空調・省エネに必要な最小限の簡易空間モデル化し、設備・省エネ専用情報を付加・加工できる。それらのデータは共通データとしてクラウド上に一元管理され同期することで、空調・省エネアプリと連携し、入力作業を大幅に省力化する。各アプリの計算結果を共通データからＢＩＭモデルにフィードバックする事でＢＩＭ化を実現。負荷計算アプリ連携を皮切りに、空調機器選定や省エネ計算アプリと順次連携を予定している。

将来的には連携ツールやサービスを増やすことで、様々なＢＩＭ連携をつなぐ役割を担い、設備ＢＩＭプラットフォームとして無限に広がっていく。ＢＩＭ化のきっかけをさがしている方も、ＢＩＭに取り組まれている方も一度同社サービスを業務フローの中へ組み込んでみてはいかがだろうか。