Ａｒｃｈ（アーチ）（大阪府大阪市）は、２０２４年４月15日に現場のあらゆる機械の安全管理をデジタル化する《Ａｒｃｈ安全セーフティ》を正式リリース。Ａｒｃｈ安全セーフティは、業務効率化による２０２４年問題の解消と、安全管理品質の向上による労働災害防止に貢献する。

建設業では慢性的な人手不足と長時間労働に加え、２０２４年４月から完全適用された時間外労働規制により、業務効率化が喫緊の課題となっている。また、機械の安全管理業務もアナログな管理が続く。Ａｒｃｈ安全セーフティは、全ての建設現場で毎日行われている機械の始業前点検や、作業計画の作成、その他届出書類を紙からデジタルにシフトさせる。

リリース前より、複数のスーパーゼネコンや大手ゼネコンと共同で実証実験や試験運用を行い、高い安全管理品質へ応えられるよう機能をブラッシュアップし、既に会社単位で全現場導入されるなど、全国の工事現場で運用されており、有効性の証明と実績を積み重ねている。また、Ａｒｃｈのレンタルプラットフォームと組み合わせることにより、点検システムへの機械登録が自動化されるなど、更なる業務改善効果が見込める。

今後もアナログな商習慣をデジタル技術で変革し、無駄なコストや手間の削減に貢献していく。

主な機能

① 機械・足場等の始業前・月例点検のデジタル化
② 作業計画書の作成・配布
③ 安全関係書類の申請