「造る」時代から「守る」維持管理の時代の今、インフラ老朽化が問題視され公共物の定期的な点検・調査が国によって義務付けられメンテナンスのニーズが高まっている。

ＪＯＩＮＴＥＣＨ（宮城県名取市）は、「ロープ高所作業」を武器に社会インフラに対するメンテナンスの新たな常識をつくり『安心安全な生活を未来につなげる』会社。「より安全に・より精細に・より高品質」をモットーにメンテナンスサービスを提供している。

橋梁やダム、風力発電機、水力発電施設などの様々な大規模構造物の点検・調査・補修の現地作業と報告書の作成を行っている。従来の技術では点検が難しかった構造物の部分の点検にも、これまで成しえなかったより詳細な調査結果を得ることができ、「工期短縮」「コスト縮減」「安全性の向上」を命題とし、地域社会に貢献している。

また、５年前から全国各地の各パートナー企業と連携することでドローンやＡＩなどを点検に取り入れる取り組みを行っている。風力発電機の点検では、これまで人の手では１日に１基の点検にとどまっていたのが、ドローンによる点検では、１日あたり４～５基の点検が可能。点検にドローン活用することで人がいけない場所、高所の点検がさらに効率よく行える。またＡＩでの画像解析では、熟練者の勘や経験といったいわゆる属人による判断ではなく、ＡＩによる数値で判断ができるようになった。