中央化成品は、国内でも希少な「ホスゲン化反応」を軸にした小規模から大規模の受託ビジネスを展開。

ホスゲンとは、イソシアネートやクロロホルメートなどの化学品を高品質で簡便に合成することができる極めて有用な反応試剤で、ホスゲンから誘導される化学品は、ポリウレタンやポリカーボネートなどの合成樹脂や医薬・農薬等の原料として、幅広い分野で使用されている。ホスゲンは、その危険性から、専用プラントで使われるのが一般的であるが、同社では、厳密な管理のもと、ホスゲンを原料とした化学品の合成をマルチプラントで少量生産から受託している。４系列の反応缶（４００Ｌ・２，０００Ｌ・４，０００Ｌ・６，０００Ｌ）でホスゲン化が可能。グラムからトン単位までの幅広いスケールで、１回のみの生産から継続生産まで柔軟に対応しており、試作製造の立会い、運転データの提供など、お客様の開発に役立つ情報の共有も可能。医薬品中間体の製造も多く、ＧＭＰに準拠した品質管理体制のもとに安定した品質をコンスタントに提供できる環境を整えている。

同社は製造部門を持つ化学品商社として、今後も化学品分野におけるユニークな技術と知識でビジネスをシームレスにサポートしていく。