福島でＡＬＰＳ処理水の海洋放出が開始されて以降、海外から国内への嫌がらせ・いたずらと思われる電話が急増している。

トビラシステムズの「トビラフォン Ｂｉｚ」は、約３００００件以上の迷惑電話番号リスト保有し、着信した電話番号を照合。迷惑電話の場合は自動で着信拒否を行う。

海外からの電話を国別に一括ブロックする新機能で、中国の国番号「８６」から始まる迷惑電話を自動撃退できるため、海外からの迷惑電話被害を軽減できる代表的なサービスとして、総務省より周知された。

ＮＴＴ東日本とトビラシステムズは10月５日、東京電力福島第１原発処理水の２回目の海洋放出を受け、特定の国番号からの着信を一括拒否できる法人向け迷惑電話防止サービス「トビラフォン Ｂｉｚ」を、業務に著しい影響が出ている自治体などに無償で提供すると発表した。

９月には、全国的に急増している海外からの電話を国別で一括ブロックする新機能をリリース。海外との取引がある場合は、個別の電話番号について着信を許可する設定もできるため、海外の取引先や支店などの電話番号を拒否対象から外すこともできる。