関電プラントは、「エネルギーと環境を中心としたプランエンジニアリング事業で広く社会に貢献する」という経営理念に基づき、火力、原子力発電プラントの建設、保守70年で培った高い品質と技術、ノウハウを整理した「ソリューションアイテム」を活用し、電力以外の分野にも営業を展開。

経年劣化設備で、製造中止部品の代用品を、寸法・材質等の調査を行い、適正コストで迅速に製作して提供するサービスを行っており、サービス開始から10数年でボイラー部材等で多数の実績を有している。省エネに関しては、各種の診断技術を用いてエネルギーコスト低減に貢献。また、「３ＤＣＡＤモデルの自動生成」を、東京大学と共同研究を進め、今秋の完成を目指している。既設設備の３ＤＣＡＤモデル化は、膨大な手作業を要するが、ＡＩ技術により大きく短縮する技術を開発中。

これ以外にも風力発電点検用ドローンを開発。自律飛行により、受雷したブレードの導通試験を無線で行い、ロープワークなど高所作業は最小限に、安全性向上、コスト削減、設備利用率アップを実現する。さらに、洋上風力発電への対応を目指して試験を行っている。その他の様々なアイテムも東京ビッグサイトの展示会で発表している。