建設業などの測量分野で多くの実績を持つエアロセンスは、ドローンのハードウェアからソフトウェアまで自社内で一気通貫の開発体制を持つことで、機体から解析ソフトまで、さまざまな産業の現場で活用しやすいドローンソリューションを提供している。

新型エアロボＰＰＫは、通信性能と利便性が向上した後処理キネマティック測位対応国産ドローン。後処理キネマティック測位の採用により、標定点を置かずにｉ–Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ基準相当の精度の高い測量が可能。対空標識の設置数を大幅に削減でき、現場の省力化に貢献する。また、Ｈｅｒｅｌｉｎｋ ＨＤ Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎを採用することで、従来機種と比べて長距離の通信性能を実現。ドローン操縦の専門家だけでなく現場の作業者が簡単に運用することができる。

エアロボマーカーは電源を入れて置くだけで座標位置を高精度に計測。煩わしい初期設定や、専門知識は必要なく、２周波ローバー等を使用した対空標識位置の手動計測工程を省くことができる。写真測量のプロセスに沿って必要な項目を入力するだけで迷うことなく写真測量解析ができるエアロボクラウドとの連携で、写真中の本機を自動認識し、対空標識のＧＮＳＳ座標とのマッチングを行う。これにより作業時間を大幅に短縮させながら、精度の高いオルソ画像や３Ｄ点群を求めることが可能となる。

第6回 建設・測量生産性向上展

会期：2024年5月22日(水)・23日(木)・24日(金)
10：00～17：00［最終日24日のみ16：00まで］

会場：幕張メッセ

小間番号：10–64