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テクノUMGが牽引する「無塗装」革命 環境と美を両立し、サステナブルな社会に貢献する樹脂「VIVILLOY®」
SDGsへの関心が高まる中、製造業においても環境負荷の低減は避けて通れない課題だ。特に、製品の外観品質を担保するために不可欠だった「塗装」工程は、環境負荷やコストの面で大きな課題を抱えている。こうした中、テクノUMGが開発した無塗装高意匠樹脂「VIVILLOY®(ヴィヴィロイ)」は、塗装工程を完全に省略することで、環境性能と機能美を高次元で両立する革新的な素材として注目を集めている。
VIVILLOY®は、独自の重合およびアロイ化技術によって、無塗装でも鮮やかな発色性と優れた耐摩耗性、高耐候を実現した樹脂材料だ。ピアノブラックなどの高品質な外観を特別な成形技術を用いずに発現することが可能。塗装工程がなくなれば、塗装・乾燥工程で発生するCO2の削減、塗料による環境負荷・人的負荷の低減、コストダウンに寄与するだけでなく、リサイクル性の向上にもつながる。
車輛分野では、乗用車のフロントグリル周辺部品、リアバンパーなどの外装部品や、シフトパネルなどの内装部品の漆黒塗装仕様の代替として、トラックのフロントグリルなどの外装部品には白色塗装仕様の代替として多く採用されている。同社ではメーカーごとの品質に合わせチューニングを行うなどの細やかな対応も行っており、乗用車のドアミラーカバーや各種ガーニッシュ部品など更にヒトの目線に近い部品や、車輌内外装部品のメタリック塗装仕様部品の代替としても採用も進めていく。また、車輛分野だけでなく、産業資材用途でも農機や建材、化粧品ケース、アミューズメント製品、自動販売機などでソリッド色の採用実績があるほか、フィルムやメタリック調の建材など採用を広げている。
同社ではVIVILLOYのリサイクル性について試験評価を進めている。ABS樹脂ではめっき、塗装といった加飾の仕様が多く、リサイクル工程上の課題となることがある。VIVILLOYは無塗装仕様のため、このリサイクルの課題解決の糸口となる材料である。今回テクノUMGでは、VIVILLOYのプレートの屋外曝露試験を実施しており、すでに3年が経過している。回収したサンプルを粉砕後に成形して検証した結果、3年程度の屋外曝露では物性、発色性を維持しており、リサイクルの適性を確認した。将来的にはVIVILLOYのリサイクルによりプラスチックを「循環させる」時代へのシフトを目指す。

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