研究者の働き方改革に貢献「アルフィス・ラボティクス６」

株式会社ＪＲＣのロボットＳＩ事業ブランドであるＡＬＦＩＳ（アルフィス）では、医薬・バイオ・ライフサイエンス分野における研究者の煩雑で高度な繰り返しの手作業を自動化する装置シリーズ「ラボティクス」の独自開発を進めている。
同社のハイエンドモデルで、複数作業をこなす、多能工型・ラボラトリーオートメーションシステム「ラボティクス６」は、６軸協働ロボットを搭載し、分注・搬送・攪拌・吸引・細胞播種等、さまざまなラボ作業を１台で自動化する。また、ＨＥＰＡフィルタにより清浄度ＩＳＯクラス５を実現している。さらに、タブレットでの遠隔操作も可能で、長時間の連続自動運転を実現する「ウェルプレート・ストッカーユニット」や「培養液・自動供給ユニット」もオプションで併設することができる。

装置内清浄度クラス100以下を実現

Labotics3は装置上部にHEPAフィルタを標準搭載。外部から吸気・浄化した空気を装置内に送り込み、陽圧化することで、空気を外に押し出す、いわゆる「垂直送風型クリーンベンチ」の機能を備えています。清浄度はクラス100以下を実現し、微生物の培養、細胞の培養、医薬品の調整など、無菌操作にて求められる環境を本装置のみで作り出すことができます。（ドラフト仕様も別途製作可能

装置内部に高機能カメラを搭載

Labotics3は装置内部にカメラを標準搭載しており、QRコードの読み取り、液面高さチェック、寸法や形状の測定、色の識別など様々なデータを認識できます。本装置によって読み取られたQRコードのデータから検体IDを特定し、試験管保管情報と紐づけて、必要なデータをタブレット画面に表示したり、ファイルとして蓄積したりするなど、様々な活用が可能です。