「設計」→「試作」→「評価」の繰り返しを削減し短期間での製品開発をサポート

人工衛星を初めとした宇宙機は打ち上げると修理ができないため、構造解析によるシミュレーションと試験を繰り返して設計を進める。更に、軽量化を追求するために金属より軽くて丈夫なカーボンを多用する。
テクノソルバはこうした衛星開発で培った構造解析と複合材の設計技術を武器に事業を展開し、宇宙開発関係に長年携わったエンジニアたちが解析技術コンサルティング、受託解析、構造試験(振動・静荷重)に関するサポートなどを行っている。また、解析技術や結果を提供するだけでなく、軽量化・強度向上・振動対策などの検討や、データ評価を効率化するツール開発も手掛け、カーボンの設計から解析まで高い技術力を有している。

構造解析を用いた複合材料設計技術　

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は一般に軽量で強度、剛性が高いことから、多くの業界で使用されているが、異方性材料であることから設計に際しては繊維配向などに気をつける必要がある。同社は、様々な使用環境を想定し、応力、変形、振動の解析など、確かな技術で複合材料本来の特長を活かした付加価値の高い製品を実現してくれる。

強度評価統合ツール【IOSET】

有限要素法解析ソフトNastranの解析結果から複合材の強度評価を行う