「コピー」から「スキャン」へ、さらに「ＯＣＲ（光学文字認識）

現在、多くの医療機関の受付で保険証のコピーがとられていますが、そのために大きな複写機を置いたり、コピー用紙やトナーの費用、電気代、メンテナンスなどのランニングコストが発生しています。とくに小さなカード保険証のコピーに13倍以上も大きなA4用紙を使うことは不経済な上にエコの観点からも問題があります。このコピー作業をデジタルスキャンに置き換えることは時代の要求であると言えます。またせっかく行うスキャニング作業にOCR（光学文字認識）技術を応用することができれば、保険証情報の入力作業が効率的になり、受付事務の省力化とスピードアップを図ることが可能です。しかしながら、保険証を読み取るソフトを開発し保守するには莫大な手間と費用がかかります。それを簡単・低予算で解決するのが開発ツールソフトウェア「保険証リーダー」です。

「保険証リーダー」の導入には多くのメリットがあります。

◯手入力操作を減らし、操作を簡素化できる。
◯保険知識がなくても入力操作ができる。
◯保険証のコピーが不要になる。
◯コンピュータの情報画面に保険証画像を表示すれば確認作業が簡単になる。
◯小型スキャナはコピー機より格段に小さく、電力消費もはるかに少ない。

【TWAINスキャナが使用可能】
推奨スキャナは富士通（PFU社製）fi-60F。その他TWAINスキャナ全般が使える設計です。

【出力情報は利用しやすいファイル型式】
読み取った文字は、保険証の項目内容ごとに区切ったCSV形式テキストファイルにして任意のドライブ・パスに出力します。保険証の画像は、一枚当たり50KB程度のJPEGファイルとして任意のドライブ・パスに出力します。

【テンプレート（フォーマット）を用いない完全自動OCR】
オリジナルのレイアウト解析エンジンと、項目文字の位置判定により完全自動で読み取ります。テンプレート（どの位置に何の文字情報があるかの定義データ、フォーマットとも言います）を全く用いてないので、新しいデザインの保険証が作られても定義データを変更するような保守作業は必要ありません。