ベアリングを中心に、センサー、計器、ディスプレイ、インバーターなどの産業用機械部品の輸入専門商社です。それら機械部品は、航空機や船舶、建設機械、CTスキャナー、半導体製造装置、ロボットなど幅広い分野に使われており、400社以上の優良顧客からの厚い信頼を得ています。なぜ、信頼を勝ち得るのか、それは私たちの企業理念「Value-Added-Sales」という言葉をひも解けば見えてきます。直訳すると「付加価値をつけて販売する」となりますが、その言葉のとおり、私たち独自の強みは「製品を仕入れて客先に納める」という一般的な商社の業態に留まらず、開発支援、製品テスト、品質管理、カンバン納入体制など、製造以外のすべての面でお客様をサポートできる体制を整えていることにあります。

「サービスセンター」、それは付加価値創造を叶える特徴的な施設

千葉県旭市にあるサービスセンターは、「製造以外のすべての面でお客様をサポートできる」という私たち独自の強みを語るうえで欠かせない存在です。中でも部品の検品、不良品の流出防止、納期管理という点で重要な役割を担っており、海外の部品メーカーからも納入先である日本の企業からも商社の域を超えていると驚かれます。また、量産部品などは製造ラインへ毎日供給する必要があり、加えて航空機業界は３～５年の長期契約を締結するため常時２～３か月分の在庫を保有しなければなりません。この優れたストック能力もまたサービスセンターが重宝される理由の一つです。製品バリエーションが増え、電気・電子部品が増えたことにより、検査スペースの増設やオリジナル検査装置の設置など、時代の変遷とともに進化し続けるサービスセンター。これからも私たちにしか叶えられない付加価値の創造を支え続けます。

海外の一流メーカーとの固い絆、世界に広がり続ける信頼の輪

現在取引のある仕入先メーカーの数は約60社。各国の国民性や商習慣、考え方、国民感情まで理解したうえで臨んでいるからこそ、各国市場でトップクラスの実績を誇る一流部品メーカーの信頼を獲得することができています。当社はこれまで、海外の仕入先や国内の納入先から御紹介していただく形で新たな仕入先を増やし、新製品の取扱いに結び付けてきました。また、仕入先が他の企業を買収して子会社化したり、逆に買収されたりした場合でも、すべてその仕入先の製品は当社の取扱い製品とし、会社の発展につなげてまいりました。そうした一つひとつの積み重ねが、現在の揺るぎない信頼関係につながっているのです。