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NISSHAエフアイエス株式会社

冷媒ガス漏れ検知センサーのイメージ画像

最終更新日:2021.02.26

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冷媒ガス漏れ検知センサー

当社製品「FIS5084シリーズ」は、R32、R410Aなどの代替フロン(HFC)を中心に、冷凍空調機器に使用される冷媒の漏れを検知するガスセンサーモジュールです。
高圧ガス保安法(冷凍保安規則)で特定不活性ガスに指定されている微燃性冷媒(A2L)を使用する設備では、冷媒漏れを監視するセンサーの設置が義務付けられています。また、フロンは地球温暖化の原因物質として、その排出量削減の取り組みが世界的に拡大しています。空調機器使用時のフロン排出量全体のおよそ50%を占める「冷媒の漏洩」の監視は、地球環境の保全の観点からも非常に大切です。
当社製品は、代替フロン(HFC)などの冷媒を高感度に検知するガスセンサーが搭載されており、エアコンや冷蔵庫などの機器に組み込むことで、冷媒漏れの早期発見が可能になります。

FIS5084シリーズは、検出手段として「半導体式ガスセンサー」を搭載したモジュールです。一般社団法人日本冷凍空調工業会が制定している規格[JRA4068:2016(性能3)]と、国際規格であるIEC60335-2-40 Ed6.0の規格に準拠してます。

当社製品は、以下の特徴を持っています。

1)検知対象ガス

R32,R407C,R410A,R290,R600などの主な代替フロンを検出します。
検知可能濃度は、300~30,000ppm程度です。
モジュールは温度補正機能を搭載しており、使用温度-25℃~+60℃で精度を確保しています。
干渉ガスの影響を軽減するフィルターが内蔵されており、実使用環境下に存在するエチルアルコール、シリコンガスなどの干渉ガスの影響を受けにくく、代替フロン(HFC)の冷媒を選択的に検出します。


2)高い耐久性

半導体式ガスセンサーを採用し、干渉ガスの影響を受けにくいフィルターが内蔵されているため、校正不要で、センサーを交換することなく10年間の使用が可能です。
水素ガスやメタンガスなどの高濃度曝露試験後も、冷媒を正確に検出します。

3)防滴仕様

湿度60%下での耐環境試験にクリアしているので、室外機や冷蔵庫内など、結露する環境下に置かれた冷凍空調機器にも組み込みが可能です。また、ケース付きモジュールもラインナップしています。


4)組み込みが簡単

検知対象ガス「R32」を使ったガス調整が実施済みであるため、手間のかかるガス調整作業が不要で、そのまま製品に搭載できます。
モジュールは小型・軽量で、出力信号の取り出しも簡単なので装置への組み込みが容易です。
空調機器本体との接続にはコネクタを使用しており、定期交換などのメンテナンス性にも優れています。

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製品情報一覧

基本情報

企業名 NISSHAエフアイエス株式会社
設立 1992年11月20日
代表者名 井ノ上 大輔
資本金 3億2,020万円
従業員数 約80名
連絡先 〒532-0027
大阪府大阪市淀川区田川2-4-28
電話番号:06-7176-3911
FAX:06-7176-3912
ウェブサイト http://www.fisinc.co.jp

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