川田テクノシステム株式会社
最終更新日:2022.09.15
電線共同溝設計システム「DENKYO_Kit」
DENKYO_Kit(デンキョウキット)は、従来の電線共同溝の2次元設計を自動化・高度化することで、品質向上及び生産性向上を実現した V-nasClair(ヴィーナスクレア) ※1 のアドオン製品です。
本システムでは、現況地形サーフェスとMAISETSU_Kit(マイセツキット) ※1 等で作成した既設埋設物モデルを利用して平面計画と縦断計画を同時に行うことで、工期短縮かつ品質の確実化を図ります。
本システムは以下の機能を搭載しています。
・3Dモデルからの2D図面(平面図(※1)・縦断図・横断図、端壁構造図(※2))の自動作成
・概略数量の算出(1径間の管路の総延長、曲管部の延長、直管の延長)
・既設埋設物との干渉チェック(特殊部の土工掘削領域、管路の離隔長領域)
・設計照査(総交角、管路延長,平面曲率と縦断曲率の重複)の確認
※1 特殊部・管路モデルに対して平面図旗上げの自動作成が可能です。
※2 指示した箇所の特殊部モデルの断面形状の自動作成が可能です。
これらの機能を利用することで、比較検討や設計変更に費やす時間の短縮、図面作成時のヒューマンエラーや既設埋設物の誤認の防止にも役立ちます。
※1: V-nasClair 、 MAISETSU_Kitは別契約が必要です。
本システムの導入効果
本システムでは、既設埋設物との離隔チェックを平面方向と縦断方向でシームレスに確認できるので、平面計画と縦断計画を同時に行うことにより、効率的かつ正確に設計することが可能です。さらに平面計画と縦断計画の設計データから3Dモデルも自動で作成されます。
設計照査や設計後の協議等で設計変更があった場合にも、平面計画と縦断計画をまとめて修正でき、設計データから2D図面を自動出力できるため、検討業務や手戻り時間も大幅に短縮できます。
作成した3DモデルにはV-nasClair専用の属性情報が付与されている為、既設埋設物としてV-nasClairで新たに電線共同溝を配置する際にも干渉チェック等で利用できます。
製品特長
管路中心線を基準とした正確な縦断計画
本システムでは管路中心線を基準とした縦断計画を行えるため、今までの道路中心線を基準とした2D設計では正確に行えなかった道路と平行でない区間の縦断計画を正確に行うことができます。
3Dモデルを利用した正確な干渉チェック
縦断計画時に離隔長領域を表示して、離隔長領域と干渉する既設埋設物を赤色で表示して確認することができます。
横断図・縦断図・平面図の作成
設計した特殊部・管路モデルから、縦断図・横断図を出力することが可能です。
製品情報一覧
基本情報
企業名 | 川田テクノシステム株式会社 |
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設立 | 1970年1月 |
代表者名 | 山野 長弘 |
資本金 | 3億9,900万円 |
連絡先 | 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-25 JR神田万世橋ビル 電話番号:03-5657-0510 FAX:03-5657-0511 |
ウェブサイト | https://www.kts.co.jp/ |
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